・「事業仕分け」初日の11日に民主党の蓮舫参院議員(41)に強く抗議した独立行政法人 「国立女性教育会館」の神田道子理事長(74)は長年、民間で男女共同参画を訴え、体現してきた 論客だった。 「私の話も聞いてください。一方的にただ質問に答えろというのは心外だ」 同会館の事業について、自分が説明している途中に蓮舫氏に「稼働率は?」などと質問をかぶせられた 神田氏は、こう声を荒らげた。結局、同会館は予算削減と判定されたが、予算を削る側と守りたい側が 衝突した場面として、テレビで繰り返し報じられた。 神田氏は民間出身で、「天下り」ではない。新潟県出身で、お茶の水女子大を卒業後、財団法人の 研究員や大学の講師をするなかで、女子学生の職業意識などを研究。2000年には東洋大学初の 女性学長に就任し、01年には政府の男女共同参画会議の議員も務めた。 著書には「現代における婦人の地位と役割」など女性の社会参画にかかわるものが多数あり、 「働く女性」の先駆者的存在だ。 神田氏はかつて「政策決定に女性が関与できなければ、共同参画ではなく、社会参加」と語ってこともある。 いま、その言葉を体現している蓮舫氏とのバトルは、皮肉といえば皮肉。 ※元ニューススレ ・【政治】 女性リーダーが研修・宿泊できる「女性教育会館」等はムダか?…事業仕分けで、激しい追及に怒り ※前:
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