振り込め詐欺でだまし取られた金200万円あまりを、福井市内の金融機関の ATM=現金自動預け払い機から引き出したなどとして、東京の男2人が 詐欺の疑いで警察に逮捕されました。2人は容疑を否認しているということです。 警察は、2人が組織的な振り込め詐欺事件にかかわった疑いもあるとみて、 さらに調べを進めています。 逮捕されたのは、 いずれも東京・台東区に住む中谷輝見容疑者(40歳)と、牧田広幸容疑者(34歳)です。 福井警察署などの調べによりますと、2人はことし9月、福井市内の金融機関のATM =現金自動預け払い機を使って、茨城県の62歳の女性が振り込め詐欺の被害にあって およそ210万円を振り込んだ口座から、同じ額の現金を引き出したとして、 詐欺の疑いがもたれています。警察によりますと、2人は「覚えがない」などと いずれも容疑を否認しているということです。 警察は、県内や県外の金融機関の防犯カメラの映像を分析した結果などから、 2人が10あまりの口座からあわせておよそ2000万円あまりを引き出したものとみています。 警察は、2人が組織的な振り込め詐欺事件にかかわった疑いもあるとみて、 詳しいいきさつや金の流れなどについてさらに調べを進めています。 ソース:NHK福井のニュース 2009年11月4日 20時58分更新
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