家賃を滞納した人を部屋から強制的に退去させる、いわゆる「追い出し屋」の被害を 受けた人たちが、「被害者の会」を結成し、国に対策の強化を求めていくことになりました。 家賃をわずかに滞納しただけで、無断で鍵を交換するなどして部屋から強制的に 退去させられたという相談が、3年ほど前から国や都道府県の窓口に相次いで寄せられるように なりました。景気の悪化で家賃を滞納する人が増え、一部の悪質な管理会社などが法的な 手続きではなく、時間をかけずに退去させようと、強制的な手段に出ていることが背景に あるとみられています。こうした「追い出し屋」の被害を受けた人たちが11日、大阪で 「被害者の会」を設立することになりました。当初は被害者10人ほどがメンバーになり、 同じような被害を受けた人たちの相談に応じていくほか、生活の自立に向けて 支え合うことにしています。「追い出し屋」をめぐっては、国が今の国会にこうした行為を 規制する法案を提出する予定ですが、「被害者の会」では、被害を受けた当事者の声を 法律に反映するよう求めていくことにしています。会への参加を予定している元派遣社員の 50代の男性は、「自分が体験したことを仲間と共有し、賃貸住宅の業界の問題点を 広く伝えていきたい」と話しています。 *+*+ NHKニュース 2010/02/10[06:33:41] +*+*
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