「近未来的でSF映画のような夜景が新鮮!」と人気を集めているのが、 ケーエムシーコーポレーション(横浜市)が運営する「工場夜景ジャングルクルーズ」だ。 これは、京浜工業地帯の夜景を海から眺めるクルーズ。リドリー・スコット監督の映画 「ブレードランナー」の冒頭に登場するシーンも、実は京浜工業地帯の夜景に インスパイアーされて生まれたものだとか。しかし、陸側から眺めるには塀が 邪魔だったりして堪能するのは難しい。そこで2年前に生まれたのがこのクルーズ。 その後人気が沸騰して現在も2〜3カ月先まで予約がいっぱいという状況だ。 夜景評論家の丸々もとおさんのプロデュースで、横浜・赤レンガパーク桟橋を出航し、 5つの運河を巡ってジャングルのような夜景を堪能する。火力発電所・製鉄所の 高炉・クズ鉄の山などが次々に登場し、化学プラント前では吹き出す蒸気も体感できるうえ、 ガイドにも工夫を凝らしている。「人目を意識した夜景とは違い、無機質で力強いリアルな 世界が新鮮に感じられるようです。海面に映る夜景も加わって、想像以上にきれいだったと いう方も多いですよ」(ケーエムシーコーポレーション・広報担当)。 客層も幅広く、老若男女を問わず全国各地から参加者が。彼氏の誕生日にカップルで、昔ここの工場に 勤めていたご主人にぜひ見せたいとご夫婦で、工場の現役社員がグループで、といった具合。 オリジナルカクテルを飲みながら、 迫力のある夜景が楽しめそうだ。 ソースランナー
PR